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5日 規格外にバナった バナる事により相手を牽制する事がハーツで勝利するコツらしい 「ちょっとコーヒーブレイクだ」 ※連合の勝率は7割 9日 バナ禁を試みるも失敗 10日 宴会でバナる アルコール量とバナり方には大した影響が無いと思われる 28日 駿台で二つ前の席がバナナだったんだ で教室マジ狭くて、人数も少ない 一番上のクラスだからみんな黙々と自習してて重苦しい静寂が広がる バナナが教室で一番のイケメンとかいうレベルの喪教室 そこで俺バナナの頭で黒板みえなくて、休み時間 「ちょっとバナナ潰れてくんね」 『なにつぶれ』←バナりレベル2くらいのときのバナ声 「黒板見えないんだけど」 『べちゃああ』←叫びながら潰れた 教室の空気が凍った バナり
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例えば506のEと陵桜学園の2-Eに何か共通点があるとすれば、その集団を特徴付ける中心的な人物が、強者揃いという点を挙げる事ができるのではないか。泉こなたと、その結果として柊かがみにも降りかかった災難は、2-Eの集団としての性質に起因するものではないにしろ、その中心人物に近いことと、ほかならぬかがみ自身が、所属が異なるにも拘らず、その中心人物の一人だということが絡んでいるとみて間違いない。 その日、かがみは高良みゆきと楽しく話していた。まぎれもなく2-Eの中心的人物であるみゆきと、である。「かがみは私の嫁」を自称する(妙なものだが、だからといって「私はかがみの婿」、または「かがみの婿は私」を自称しているわけではないのである)こなたはというと、少し離れた自分の席で彼女流の読書に勤しんでいた。 自分の嫁が他の人と話しているからといって、別に醜い嫉妬に駆られたりはしない。なぜならかがみは私の嫁だから、放課後になれば「おーっす、帰るわよ」とかなんとか、さも当たり前のように迎えに来るか、私を待つかするのだろう。何の心配もないのだよ。だって、私の、嫁だから。その当たり前にしている点に突っ込むなり、疑問を呈するなりすると、その時の反応がまた可愛いんだわ、私の嫁は。 とはいえ、視界に入る以上気になるとは言わないまでも、どうしても見てしまうものである。なぜなら、私の、嫁だから。何の事を話しているのやら、やけに楽しそうだ。嫁が質問して、みゆきさんが答えて、そして嫁の顔が豹変する……って、うおい?? 飛び上がり、赤面し、次いで背後に炎が燃え上がり、腕を伸ばして……突っ込んで来る!? 「こなたぁ~~!!」 ボギー・12オクロック・ハイ (敵戦闘機・12時方向・上方) 剥き出しにした歯はノーズアートのサメのようだ。戦闘機なら主翼か機首に発砲炎が立つところだが、むしろその口から直接火を吹きそうな勢いだった。 ベイルアウト……。 ―ダメだ、射出座席が作動しない。 そもそも、このイスは射出座席じゃないし! ……という訳で。 「みゆきに何を吹き込んだのよぉ~!」 バシッ どんがらがっしゃ~ん 射出座席によらずとも、こなたはかがみのラリアットで吹き飛ぶことに成功し、後ろの席の机の上に伸びたのだった。 はは、自慢が一つ増えちゃったな。ウチの嫁はラリアットが上手でね、ってか……。 これを何的と言ったらいいのだろうか? 少なくとも、後頭部の大きなたんこぶから白煙が上がり、それに白い絆創膏を十字に交差させたものを貼っているあたりは、賭け値なくマンガ的だ。 「……して、みゆきさん」 「……はい」 「私の初飛行の訳を聞かせてもらえるかな?」 自慢じゃないがこなた、飛行機に乗ったことがない。だからして人生年表の上では、これが初飛行だった。 200●年 嫁のラリアットで初飛行。飛距離・後ろの席まで 嫁の助力といことは内助の功という事になろうからそれは悪くはないが、ライト兄弟は初飛行で58メートル飛んだという。21世紀にもなって、だいぶ負けてるあたりはこれいかに? 「それが……よく分からなくて」 「みゆき!」 かがみが目を剥く。目までがサメの様だ。 「あんな卑猥な事、こなたに吹き込まれたと思うじゃない」 「ひ、卑猥でしょうか……?」 「卑猥なみゆきさんに興味がないって言ったら嘘になるけど、まあ、順を追って話してよ」 「は、はい。では……」 みゆきはビクビクしながら話し出す。 「この前カラオケに行きましたよね」 「こなたが暴走しまくったアレね」 「私、知っている曲があまりなくて、皆さんが歌うのを聞いてばかりでしたから……」 「いざ歌ったら、すごいインパクトだったけどね」 「このままではこの先、あまりカラオケを楽しめないのではないかと思いまして、歌の習得を決意したのです」 「その方面でも完璧超人を目指すつもりなのよ、この子」 「そこで、たくさん歌をご存知の泉さんに相談したんです」 「ああ、あの事か」 まるで漫才の導入部のような会話に聞き入っていたこなたが、ぽんと手を叩く。 「あんたのことだから、てっきりアニソンとキャラソンとゲームの主題歌ばっかり勧めたもんだと思ったわ」 「それもよかったんだけどね、新たな萌え、新たなインパクト、新たな世界を切り開くため、敢えてみゆきさんには私とは違った道を進んでもらおうと思って、クラシックを薦めてみたのだよ」 「あんた、クラシックなんて聴くんだ?」 「んー、まあ、某バイオリン弾きの関連で少々」 「結局アニメつながりかよ」 「カラオケの機種によっては、オペラのアリアとか、カンツォーネ(イタリア歌曲)やリート(ドイツ歌曲)とかけっこう入っててね。洋楽でも英語ならけっこう歌えるのあるけど、そこを英語以外の外国語で攻めるのも一興だよってアドバイスしてみたわけよ。それでみゆきさんは、路線的には何を選んだの?」 「イタリア語の歌にしました」 「勧めるあんたもあんたなら、それの乗って真面目に取り組むみゆきもみゆきだわ」 「で、それが何で『凶暴神・かがみ様降臨』につながったのカナ?」 こなたは顔をしかめ、白煙の引いた頭をさする。 「私を勝手にアニメのタイトル風にするのはやめてくれ」 「まずカラオケに入っている曲を調べ、聴いてみました。幸いCDは、母が買ってきて聴かないままのものが家にありましたもので」 「「さすがセレブ」」 「早速練習してはみたのですが、なんといいますかこう、イタリア語は大変早口で、日本語に慣れた舌ではとてもついていけなくて……」 「いやー、分かるよそれ。某所で日本のアニメのイタリア語吹き替えを見たけど、早送りみたいだったからね」 「すげーな、某所……どこだか知らないけど」 「そこでまず、日本語の早口言葉で舌を慣らそうとしたんです」 ようやく話が見えてきた。その早口言葉が卑猥だという訳で、かがみが激怒したのだ。 「うんうん、それで?」 こなたは目を輝かせて続きを促す。 「みゆき、言っちゃだめ!」 「ですが……」 「ふっふっふ、情報公開という時代の波に乗ろうよ、みゆきさん」 「都合のいい部分だけ世情に詳しいんだな」 「その早口言葉とは?」 みゆきはためらいながら、その早口言葉を披露した。 またぐらの バナナの謎はまだ謎なのだぞ 「またぐらの~ ばななのなぞは~ まだなぞなのだぞ~」 と、つかさが言った。 「つかさ! 復唱しなくていい。韻を踏まなくていい。ていうか、あんたいたんだ?」 「またぐらの、バナナの謎はまだ謎なのだぞ、か」 こなたも味わうように口にした。 「だから復唱すんな!」 「みゆきさんはこれをどこで?」 「えーと、以前見たDVDに……」 「またぐらのバナナが映ったDVD!?」 「声がでかい! 鼻息が荒い! 目を輝かすな!」 「いえ、デンマーク王国の王子が、生きるべきか死ぬべきかではなく薄毛に悩むというお話で、王国の大臣が早口言葉の名人なんです。それでフランスに旅立つ息子との別れ際、その早口言葉を別れの言葉に……」 「なんていうか、終ったなデンマーク」 「いやー、いい話だね。卑猥でもなんでもない」 「どこがよ!?」 「だってねえ。バナナなら普通に売ってるし、座って食べてたら太腿の上に落っことしちゃったって事でしょ」 「謎って何よ、謎って」 「そのバナナを見て疑問に思ったんじゃない? バナナの皮って、踏んづけるとなんであんなに滑るんだろう、って」 「その前にバナナを拾えよ……。ていうか、『またぐら』はなくても早口言葉になるし」 「まあとにかく、純粋な心を持つみゆきさんには、卑猥な意味なんて全然なかったわけだよ。汚れた誰かさんと違って……」 「うぅ……」 作り手側の意図とか、象徴学を持ち出したところで後の祭りだろう。この場ではみゆきがそうなのだから、そうなのだ。 「というわけでががみん、今日はウチにバナナを食べにおいで」 「はぁ? どうしてそうなるの?」 「ちょうどバナナ料理を作ろうと思っててね。カレーに入れたり、餃子に包んだり」 「そんなのあるわけ―」 「あ~、聞いたことある」 109行目にしてつかさ、2つ目のセリフである。 「普通の黄色いやつじゃなくて、それ用のをみつけてね。今日はおとーさんも取材でいないことだし、バナナの天ぷらを試してみる」 「その毒見をしろ、と?」 「おー、話が早いねかがみん。まあ、バニラアイスの天ぷらもあることだし、バナナでもいけるんじゃないかな」 「はいはい……。胃薬と整腸剤と解毒剤と抗生物質持参で馳せ参じます。……ラリアットかまして悪かったわ」 そのお詫びとして、一人の食卓の寂しさを解消しに行ってやるというわけだ。 「さすが私の嫁!」 「誰が嫁だ」 「ライト兄弟に負けたお仕置きとして、バナナをたっぷり食べてもらうよ」 わけが分からない。 そう突っ込もうとするかがみに、こなたはぐいと顔を寄せ、耳元でこう囁いた。 「下のお口で、ね……」 「!!」 おわり コメントフォーム 名前 コメント 続きを激しく希望するwさぞ泉家では”楽しい”光景が広がるだろうw -- 名無しさん (2008-10-12 09 41 47) ラスト121行目にしてこなた超卑猥! -- (2008-10-10 21 37 01)
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3半荘5ラスは当たり前、3半荘8ラスも 東一局人和四暗刻(振込み)を頻発 バナナにとっての役満はタンヤオ赤1の振りそこない 東一局八連荘(チョンボ)も日常茶飯事 飛び無しオーラス100万点差、面子全員負傷の状況から1人で大敗 一回の打牌で三人に振り込む 罰符で役満 卓に着くだけで面子が泣いて喜んだ、心臓発作を起こす雀士も ハコっても納得いかなければチップを喜んでバラ撒いてきてた あまりに振りすぎるからダマテンでもリーチ役扱い その条件でも振る 対面を一睨みしただけで点棒が他家に飛んでいく 対局の無い移動日でも2ラス バナらずに普通に打ってたことも 自分の待ち牌を自分でツモ切って満面の笑みでロン発声 八連荘振込みなんてザラ、16連荘することも 配牌を見てから点棒払う方が早かった 外ウマで大敗した 普通に勝負投げてた上家と、適当に打っていた対面、楽しんでいた下家、見学者にも四家和させた 見学のカスカン勢のヤジに反論しながら大敗 ニヤリとバナっただけで500BPくらい負けた 暴打で雷が落ちたことは有名 BP制度が始まったきっかけはバナナの歴史的大敗 安牌満載の手牌から河底平和も処理してた 三軒リーチのド危険牌を楽々ツモ切りしてた 自分の点棒に飛び乗って対面を掘りに行くという誰得サービス 全盛期のバナナ様の点棒を雀荘で見ていたメンバーが数えたんだが、すでに負け分の清算がしてあって驚いたそうだ とりあえず作ってみた。誰が作ったとかそういう詮索いらないんで巧い変更案あったらplz -- 名無しさん (2010-04-03 02 25 14) 668 : バナナさん@恐縮です : 2006/07/30(日) 16 56 21 ID /l9BPhvWO 俺もホモから逃げ切ったら10万円っていうビデオに出たことある 669 : 名無しさん@恐縮です : 2006/07/30(日) 17 00 19 ID 9iyD/Oxj0 それ凄いね。逃げ切れたの? 688 : バナナ@恐縮です : 2006/07/30(日) 17 28 30 ID /l9BPhvWO 三人くらい捕まえたよ 名前 コメント
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───アタシの名前はバナナ。財布に傷を負ったバナナ。運不足で大敗体質の格下バナナ♪ アタシがつるんでる友達は麻雀をやってる雀ゴロ、学校にナイショで 雀荘で働いてる雀ゴロ。訳あって賭博グループの一員になってる雀ゴロ。 友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日も雀ゴロとちょっとしたことでバーカーになった。 ビャンブラー同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で雀荘街を歩くことにしている。 空になった財布へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな! 「あームカツク」・・。そんなことをバナりながらしつこい返済催促を軽くあしらう。 「バナナー、ちょっと卓入ってくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。 BP持ちの男は格上だけどなんか運ありすぎてもうやだこのゲーム。もっと運が欲しい。 「すいません・・。」・・・またか、と伯爵セレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、 チラっと楽しそうなの男の顔を見た。 「・・!!」 ・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを 駆け巡った・・。「・・(カワイイ・・!!・・これって運命・・?)」 男は豪運だった。連れていかれてツモられた。「キャーやめて!」放銃をきめた。 「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。フルーツ(笑) 今日のバナナ(3月編) 今日のバナナ(4月編) 今日のバナナ(5月編) 6月は犠牲となったのだ・・・ 今日のバナナ(7月編) 今日のバナナ(8月編) 9月とか無かった 10月は運隠れした 今日のバナナ(11月編)
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バナナの王様!甘熟王! ばななのおうさま!かんじゅくおう【登録タグ は オフェンス ソロ 深夜枠】 nana-music.com (⊗`◟´⊗) 俺なんでバナナの王様歌ってるんだろうな。 歌唱キャラクター オフェンス 歌詞 みんな振り向く ぴかぴかイエロー いい味出してる バナナだよ Oh! オレの皮で転ぶなよ バナナの王様 バナナの王様 バナナの王様 甘熟王
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閑雲野鶴>メルマガ>バックナンバ>どたばた>滑る 滑る 04/04/09 遥か昔「バナナの皮で滑る」というのはある種の成語か固定されたイメージに因るものと思い込んでいて、実際多少は滑るだろうが大袈裟にすっ転ぶ事はないだろうと考えていた。バナナの皮とは外側が艶やかな黄色で内側は白く所々筋が垂れている。あれを見る限り外側を下に内側を直接踏んだらすーと滑るだけのことだろうと思っていたのだ。 バナナの皮は捨て置くと忽ち小蝿が発生するので素早く処理されるから、実際にバナナの皮を踏む機会など滅多にない。また通常道端には落ちていないのであって、これは歩きながらバナナを齧るような奴がいないのか、いるにしても単に巡り合わせが悪いだけなのかどうか、とにかくバナナの皮を踏んですっ転ぶ姿を見たことはなかったし自分ですっ転ぶこともなかった。にも関わらず「バナナの皮で滑る」という言葉の普及率は完璧に近いもので、この落差にはいつも不信があった。 一人暮らしを始めると買物に行く機会が劇的に増えるのだが、部屋を綺麗にと心掛けている頃はバナナを買っても床に捨て置くなどあり得ない事で、しかもごみ箱に捨てておいても小蝿が発生するから、やがて「小蝿が湧かないようこまめにゴミを処理しよう」とは考えず、「小蝿の湧かないようなゴミの出る買物をしよう」とひとつ賢くなったつもりになる。こうなるとますますバナナの皮を踏みつける機会が遠のくわけだ。 バナナの皮を踏んだのは偶然のことだった。ある観光地の公園で、ベンチの横にゴミ箱がある。ゴミ箱は緊密に詰め込まれていてこれ以上押し込むと一斉に溢れてしまうという、表面張力擬きの状態であった。そのベンチは道から外れていて弁当を広げるに相応しい佇まいをしており、周りにはゴミ箱への格納を拒否されたゴミが散乱しており、そして夢見がちな弁当派の必需品であるバナナの皮が砂利道に落ちていた。 「砂利道であるからさほど滑ることはなかろう」「この道は寂れているから見ている人は誰もいない」「外側が上になっているから大丈夫だろう」「踏んでみようか」まだ日本国の法律上は未成年であった愚かな若者はバナナの皮を踏む決心をした。立ち止まってから恐る恐る踏むのはどうにもわざとらしいので普通に歩きながらさりげなく右足で踏んだところ、直後右足が真っ直ぐに伸びきり、それは何故だと考えようとした瞬間背中で地面にぶつかった。転がったまま、つまりバナナの皮で滑ったのだということが理解出来るまで多少の時間を要したが、「そんなに大袈裟に滑る筈がない」とも考えていた。咄嗟に手を付く暇もないほど急激な転倒であって、伸びきった右足の膝関節に少し違和感を覚えつつ起き上がって見たバナナの皮は、擦り切れていた。 つまりバナナの皮は柔らかいのであって、柔らかいとは即ち組織が崩れやすいのであって、組織が崩れやすいとは即ち流動するのであって、流動するとは即ちワックスと同じことなのだ。ワックスの塊を踏みつけた場合、その塊の下に段差があろうとも隙間に潜り込み段差を埋め表面が平らとなって摩擦係数は限りなく零に近くなる。バナナの皮も同じことであって、皮の上から加重した場合柔らかい組織が砂利の隙間に潜り込み一瞬で表面が平らになり、あとはそのまますっ転ぶだけだ。 ぼろぼろになったバナナの皮を見てそれを理解し、「バナナの皮で滑る」という言葉は文字通り洒落にならないほどよく滑ることを納得し、やがて右膝の違和感も消えたので歩き出そうとしたら、少し先には既に踏まれたバナナの皮があった。それを踏んだ人もバナナの皮の滑り具合を正しく認識したであろうことを想像して、若者はしゃがみ込み、バナナの皮を砂利の下に埋めた罠を仕掛けてその場を去った。 TOTAL ACCESS - Today - Yesterday - LAST UPDATED 2021-12-03 05 14 53 (Fri)
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バナナの中身はスタッフが美味しくいただきました 東條希は、考えていた。 先ほどの謎の女性が語っていた『実験』。 気づけば真っ暗な学校にいて、一人教室で座っていた。 何度を頬を抓っても痛みは感じる。どうにも夢、ではないらしい。 全てが事実……『実験』とやらも、殺し合いというものも、全て現実に起きてしまっている。 希は、現実にはどうしようもなく冷たい面がある事を知っている。 親の都合で何度も引っ越し、友人もできなかった幼少期。 誰もいない家で待つ、一人っきりの寂しさ。 だけど、それは誰かのせいではなくて、どうしようも無く仕方がなくてそうなってしまっただけのこと。 現実には、そういうところがどうしても存在するのだ。 そんな過去があることに加えて、実際の殺し合いの凄惨さを目の当たりにしていないからだろうか、希は思いの外冷静に現実を受け入れていた。 だからこそ、希は机の上に置いた『それ』を眺めて考え続ける。 『それ』を、食べるかどうかを。 「……悪魔の実、かぁ」 おどろおどろしい渦巻き模様が刻まれた、奇想天外の見た目をした果実。 それは、いつの間にやら持たされたディバックに入っていたものだ。 果実と共に出てきた一枚の紙には短く、『この果実は、悪魔の実といいます。これを食べると一生カナヅチになる代わりに、超常的な能力が身に付きます』とだけ書いてあった。 眉唾ものの一品だが、今は既にそんな出来事が連続しているのが現実だ。 拉致された50人もの人々に、一つの街が丸々一つ殺し合いの会場とされている。 ここに連れられた時だって、変な模様が浮かんだと思えば、まるでワープさせられたかのように気づけばこの場にいたのだ。 もはや、常識は通用しない。 この現実も、目の前にある『悪魔の実』とやらも、もう常識外にあるのだ。 「ほんまにスピリチュアルやなぁ……」 ため息を一つ吐いて、希は『悪魔の実』を眺める。 この『実験』が真実とすると、自分達はとんでもない事件に巻き込まれている事になる。 タブレットにあった『参加者名簿』にはμ'sのメンバーの名前が全てがあった。 かけがえのない、大切な仲間達。 性格も考え方もまるで違う9人が、それぞれのやりたい事をもって集まり、同じ目標を目指して力を合わせた。 無理だって思われてた事だって成し遂げて、そして終わりを迎えて……。 「死ぬのなんて嫌や……ウチも、皆も、いなくなるなんて考えられんよ」 自分だけじゃない。μ'sの皆がいなくなるなんて、考えられない。考えたくもない。 一人でも欠けてしまったら、それはもうμ'sではなくなるから。 だから、 「……女は度胸や」 目を瞑り、齧り付く。 悪魔と呼ばれる実が、口の中に広がっていくのが分かる。 不味い。ひたすらに不味い。 それに怖い。 訳の分からない果実を体に取り込もうとしている事実に、心の底から震えが来る。 でも、それでも。 こんな『実験』なんかで、誰かを失うくらいなら。 「……食べ、ちゃった」 気付けば、『悪魔の実』をすっかり食べ尽くしてしまっていた。 自分の身体を見回すけれど、変わった様子は何も無い。 手がゴムのように伸びるでもなければ、バラバラに千切れる訳でもない。 手から炎や雷がでる訳でもなければ、動物か何かに変身できる訳でもない。 「……なんだ、やっぱり嘘だったんかあ~」 笑って零す希であったが、安堵がある訳ではなかった。 皆を守る力を、皆で助かる力を手に入れられなかった事が、悔しかった。 覚悟を馬鹿にされたようで、みじめだった。 自分のその感情に向き合ってしまえば、涙が出てしまいそうな程に、希の心中は荒れ果てていた。 「なんや、もう……」 『悪魔の実』は、希望だったのだ。 こんな訳の分からない事態を打開してくれるかもしれなかった、希望だ。 力も、知識もある訳ではないただの女子高生に、仲間と共に生き抜く何かを与えてくれるかもしれなかった、希望だ。 だけど、現実には何も起きなくて、ただただ無力感だけが込み上げてくる。 「本当に……っ、冗談キツいよ……」 思えば、希がここまで冷静にいられたのには、彼女の人間性に加えて、『悪魔の実』という希望に支えられていたところも大きいのだろう。 その希望が大きいものであるからこそ、裏切られた時のダメージもまた大きい。 膝を抱えて顔を伏せる希。 何かを見る事も、何かを聞く事も拒否するかのように、まるで現実を受け入れる事すらも拒否するかのように、希は蹲ってしまった。 そして、それきり時間だけが過ぎていく。 何も見えず、何も聞こえない。 まるで殺し合いなんて嘘であるかのように、緩やかで静かな時間が過ぎていく。 (もう、全部夢ならいいのに) そんな考えが、希の頭を過ったその時に、 「ーーー希!!」 その声は聞こえた。 同じ様に、何度も何度も呼ばれた事がある。 見なくたって、その声の正体が誰なのか分かってってしまう。 「……にこっち」 顔を上げると、想像通りの人物がそこにいた。 矢澤にこが、慌てた様子でこちらを覗き込んでいる。 「あんた、どうしたのよ! こんな所に一人で! もしかして誰かに何かされたの!? 怪我してない!? 大丈夫よね!?」 にこはわーわーと叫びながら、すごい勢いで希の身体を確認していく。 怪我がないか、無事なのか。 自分だって殺し合いの最中という同じ状況にいるのに、まるで自分のことなんて忘れて、希の事を気にかける。 その、ある意味でいつもと変わらないにこの様子に、希の溜め込んでいたものが爆発する。 「うわぁ~ん、にごっぢ~~~~!!」 再会に対する喜び、現実に対する恐怖、希望を失った絶望感と、色々な感情をごちゃ混ぜにしながら、希は涙と鼻水をこぼして、にこに抱きついた。 突然の抱擁に驚いた様子のにこではあったが、そんな希の様子に察するところがあったのか、ただ彼女の頭を撫でながら口を開く。 「馬鹿ね、泣くんじゃないわよ」 優しく微笑みながら、にこは希の想いを受け入れていた。 □ 「『悪魔の実』ねぇ。そんなもん信じたの、アンタは」 「うっ、だ、だって、訳の分からないことばっかりだし、そんな事も有り得るのかなって……」 「馬鹿馬鹿しい。全部トリックよ。何か種があるに決まってるわ」 数分後、にこと希は向かい合うながら座っていた。 珍しく弱気な希を励ますように強く、まっすぐな言葉を飛ばす。 勿論、にこだって恐怖に駆られている。 希と出会うまでは身体を震わせながら、一歩を踏み出すのすらおっかなびっくりといった様子で歩いてきたのだ。 偶然入った学校で、偶然物音が聞こえて、そして近付いてみれば希がいたというだけ。 この意味不明な状況は、にこだって泣き出してしまいそうな程に怖い。 だけれども、希の姿を見た瞬間に、全ては覆っていた。 自分の身を案じるよりも、希を気に掛ける想いの方が遥かに優った。 それは今だってそうだ。 恐怖よりも何よりも、希の心配をする気持ちの方が遥かに大きい。 「『実験』なんて知らないわ。あのプレシアとかいう女が何を企んでるか知らないけど、そんなの関係ない。私たちは皆で戻るの。音ノ木坂に」 絶対に、生き延びる。 誰かが欠ける事なんて許さない。 皆で、絶対に、生きて帰る。 「だから、あんたも気合い入れなさいよ。皆、あんたを頼りにしてるんだから」 希は、そういう存在だ。 いつも陰から皆を見守り、さりげなくフォローしながら裏で皆を纏めている。 高坂穂乃果が表からグイグイと引っ張るリーダーであるのなら、東條希は皆を優しく後押しする縁の下の力持ちだ。 だけど、だからこそ、今のような状況には希が必要不可欠だ。 こんな状況だ。さすがの穂乃果だっていつものように真っ直ぐに突き進むことは出来ないだろう。 そんな時に、希の存在が皆の支えになる。 「行くわよ、希。皆と合流するの」 自分に、μ'sの全員を奮い立たせる事はできない。 だけど、希なら皆を奮い立たせる事ができる。 μ'sの設立時から陰で尽くしてきた希なら、必ず。 想いと共に、にこは右手を差し出す。 希はその手を見つめて、その一瞬後にーーーその手を取った。 絶望的な状況であるが故に、強く手を取り合った二人の少女。 ここに、彼女達の命運が決まった。 「……行こう、にこっち。皆と帰るために」 言葉を交わし、二人は笑い合う。 決意は固まった。覚悟も決まった。 二人は、肩を並べて歩き出す。 教室に閉じこもる事はもうしない。殺し合いの会場へ出るべく、階段を下り始める。 「きゃっ……!?」 その時だった。 矢澤にこが、何かを踏んで、大きくバランスを崩した。 それはどこからやって来たものか、バナナの皮だった。 バナナの皮は踏み付けるととても滑ると、相場が決まっている。 そして、その評判通りににこはバランスを崩し、 「にごおおおおおおお!!?」 階段を転がり落ちていった。 「にこっちーーーーー!!?」 まるでギャグ漫画か何かのように転がり落ちていったにこに、希は驚愕を浮かべる事しかできなかった。 慌てて視線を向けると、にこは階段の踊り場に倒れ伏していた。 ぱっと見だが、出血してる様子や、関節が変な方向に曲がってるといった様子はない。 大きな怪我は負っていないようだ。 安堵の息を吐きながら、希はにこを追って踊り場へと降りる。 「に、にこっち、気をつけんとあかんよ。こんなんで怪我したら洒落にならんでしょ。しかも、バナナの皮踏んでなんてしょーもない……」 希の声掛けに、にこはピクリとも反応しなかった。 気を、失っているのだろうか。 でも、おかしい。にこは両目をしっかりと開けている。 気絶しているなら目蓋を閉じているのが自然なように思えるけれど……。 「にこっち……?」 にこを抱き抱えると、彼女の顔がガクンと落ちた。 曲がってはいけない角度で曲がりながら、普通では届かない位置にまで頭が落ちている。 まるで、頭と胴体を繋ぐ関節が役目を果たしていないかのように。 「に、こ……っち……」 そう、矢澤にこは、死んでいた。 『不運』にもバナナの皮を踏み、『不運』にも階段から転がり落ちて、『不運』にも首の骨を折って死亡したのだ。 「い、いやあああああああああああああああああ!!!」 絹を裂くような悲鳴が、学校に響き渡った。 希は叫びながら、殆ど狂ったように頭を掻きむしる。 何で。何で。どうして。 皆で、音ノ木坂に帰ると決意したのに、約束したのに、彼女は死んでしまった。 「あああああああああ、あああああ、あああああ!!!」 希は、全てから目を背けて走り去る。 再び突きつけられた、希望から転じた絶望に、もう彼女は耐えきれなかった。 いつもの飄々と戯けた様子の東條希はそこに居らず、ただ恐怖と絶望に心が折られた少女がいるだけだった。 絶望の少女が、一人進んでいく。 □ さて、ここで一つ話を振り返りたい。 東條希が食べた『悪魔の実』についてだ。 事実を言ってしまうのならば、その『悪魔の実』は本物であった。 『悪魔の実』の名はーーー『ラキラキの実』。 幸運を操るという、数ある悪魔の実の中でも、特殊な能力。 素手で触れた相手の幸運を吸い取り、自らのものにする力だ。 東條希と矢澤にこが手を取り合った瞬間、無意識に能力が発動し、矢澤にこの幸運が吸い取られた。 結果、矢澤にこは『不幸』にも命を落とした。 東條希は、気付かない。 間接的にとはいえ、自らが親友を殺害した事を。 いや、気付いてしまえば、彼女は良心の呵責に耐えきれず、自ら命を断ちすらするだろう。 だから、『幸運』にも、彼女は自身の能力に気付いていないとも言える。 矢澤にこの運を吸い取った彼女に、如何な未来が待っているのだろうか。 それはまだ誰にも分からないが、ただ一つ確定している事がある。 彼女に待ち受ける未来はーーー『幸運』であるだろう。 それだけは揺らぎようのない、事実であった。 【矢澤にこ@ラブライブ! 死亡】 【東條希@ラブライブ!】 状態:精神的ダメージ(大)、ラキラキの実の能力者 装備:基本支給品 思考:絶望 前話 次話 大きいは正義 投下順 聖者の行進 大きいは正義 時系列順 聖者の行進 前話 登場人物 次話 START 東條希 START 矢澤にこ
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まとめると レモン汁を振ってから冷凍保存する。 常温保存で吊るしておくと柔らかくなりにくい。 以下スレより転載 641 774号室の住人さん [] 2008/04/01(火) 15 15 30 ID 8MFyWtqL 焼きバナナってあるし、いけるかもと思ってバナナをチンしたらものすげー異臭が とてもバナナとは思えない刺激的なこの匂いをみんなにも知ってほしい 644 774号室の住人さん [] 2008/04/01(火) 15 25 38 ID aHxVHzfo 641 生きてるかぬ? バナナは輪切りにして冷凍庫に入れておくとウマーだよ。 650 774号室の住人さん [sage] 2008/04/01(火) 16 19 34 ID iQogllO9 バナナって冷蔵庫入れちゃだめなの?常温? 冷蔵庫入れたらなんか熟すっていうか傷むの速かったんだけど… 651 774号室の住人さん [] 2008/04/01(火) 16 21 19 ID boq7pYey 650 バナナは常温 653 774号室の住人さん [sage] 2008/04/01(火) 16 23 44 ID jfpUbQM4 まじか・・ おれもバナナ冷蔵庫にいれたら 2日目なのにすげー黒いw/(^o^)\ 683 774号室の住人さん [sage] 2008/04/01(火) 17 49 44 ID mKTvw9I/ 650 バナナは冷蔵、常温どちらでもおk 冷蔵庫に入れると黒くなるのは物凄く早くなるけど悪くなっている訳ではないから大丈夫 夏場は冷蔵庫に入れた方がより長持ちするそうです これ豆知識ね! ソースは伊東家の食卓 780 774号室の住人さん [sage] 2008/04/01(火) 20 40 43 ID GYMQ+D0y バナナを冷凍する時には レモン汁をふっておくと黒く変色しないんだYO 食べるときに酸っぱくないのかと思うかもしれないけど 普通に冷凍したバナナの味なんで安心して 832 774号室の住人さん [sage] 2008/04/01(火) 22 18 18 ID jfpUbQM4 825 すげぇぇぇ!うまそ・・(^q^) バナナについて教えてくれた人ありがとうw さっそく冷凍にしたよ レモン汁ないからそのままだけど・・ 931 774号室の住人さん [sage] 2008/04/02(水) 01 54 12 ID tgpjxK5k 俺も今日出発だ 昼寝したせいもあって、寝れない・・・ 924 2ch見れるならニュー速とか見れば? あと、バナナは床に着いてるとすぐやわらかくなる 吊しとくと黒くなりにくいよ 名前 コメント
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バナナの皮勝負…咲夜は苦悩していた 咲「バナナの皮で滑るのは台湾バナナとかぬるぬるなバナナの皮であって…無理です。」 時間操作して転ばしても、それは「時間操作で転んだ」ことになる。 何より、そういう悪戯は彼女の好みではない。 一方。 レティ「…バナナが滑らないとすれば…」 とりあえず沼の近くにバナナの皮を置いてみるレティ。 そこへチルノがやってきて…転んだ。 レティは冷気を、水に濡らしたバナナの皮の下に這わせて、あらかじめ凍らせて置いたのだ。 チルノの冷気とあわせてやっと「滑る」程度であったが。ゆえに被害者はチルノのみ。 勝者:レティ 初ジャッジですすみません チルノ レティ 咲夜 チルノ レティ 咲夜
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フランとゴリラの大冒険! 第3話『VSアキカン』 フランとゴリラはとっても仲良し。 いつも一緒にお散歩するの。 「今日はゴミ拾いをしながら学校の周りをお散歩しましょう。」 「ウホウホ。」 フランとゴリラがゴミ拾いをしていると、道端にはアキカンが転がっていました。 「メカラッタ!」 「ごきげんよう。」 「ウホウホ。」 「絵描こーぜ。」 「ウホウホ。」 だけど、おやおや?アキカンの様子がおかしいです。 なにやらあちこち傷ついて体がヘコんでいます。 「どうしたの?」 「ウホウホ。」 「みんなにカンケリで蹴られてボコボコにされたメカ。」 「可哀相。」 「ウホウホ。」 「そうだ、こんなところにバナナがあるわ。」 「ウホウホ。」 フランとゴリラはバナナを取り出すと、それをアキカンの目の前で全て平らげバナナの皮をアキカンの周りに置きました。 これで、アキカンを蹴ろうとして誰かが近づいてきてもバナナの皮でスッ転んでカンケリができなくなるという算段です。 「これでもう誰にも蹴られないよ、よかったね。」 「ウホウホ。」 「ありがとうメカ。」 「じゃあ、それはそうとゴミ拾いを続けましょう。まずはこの地面に敷き詰められたバナナの皮を全て拾いましょう。」 「ウホウホ。」 「道端にこんなにゴミを捨てるなんて酷い人がいるね。」 「ウホウホ。」 「………あれ?」 フランとゴリラはゴミ袋を取り出すと、地面に捨てられている大量のバナナの皮を全て拾い上げました。 これでゴミは全て片付けられて学校の周りはとても綺麗になりました。 「よかったね!」 「ウホウホ。」 だけど、おやおや?アキカンの様子がおかしいです。 なにやら浮かない顔をしています。 「どうしたの?」 「ウホウホ。」 「せっかくみんなに蹴られない様にバナナの皮でバリケードを張ったのに全部拾われてしまったメカ。」 「可哀相。」 「ウホウホ。」 「そうだ、こんなところにバナナがあるわ。」 「ウホウホ。」 フランとゴリラはバナナを取り出すと、それをアキカンの目の前で全て平らげバナナの皮をアキカンの周りに置きました。 これで、アキカンを蹴ろうとして誰かが近づいてきてもバナナの皮でスッ転んでカンケリができなくなるという算段です。 「これでもう誰にも蹴られないよ、よかったね。」 「ウホウホ。」 「ありがとうメカ。」 「じゃあ、それはそうとゴミ拾いを続けましょう。まずはこの地面に敷き詰められたバナナの皮を全て拾いましょう。」 「ウホウホ。」 「道端にこんなにゴミを捨てるなんて酷い人がいるね。」 「ウホウホ。」 「………あれ?」 フランとゴリラはゴミ袋を取り出すと、地面に捨てられている大量のバナナの皮を全て拾い上げました。 これでゴミは全て片付けられて学校の周りはとても綺麗になりました。 「よかったね!」 「ウホウホ。」 だけど、おやおや?アキカンの様子がおかしいです。 なにやら浮かない顔をしています。 「どうしたの?」 「ウホウホ。」 「せっかくみんなに蹴られない様にバナナの皮でバリケードを張ったのに全部拾われてしまったメカ。」 「可哀相。」 「ウホウホ。」 「そうだ、こんなところにバナナが「 い い か げ ん に し ろ メ カ 」 そんなことを繰り返しているうちに彼らの様子を見て不審に思った近所の人から通報を受けた魔人公安が駆け付けてくると、 フランとゴリラとアキカンはあわてて学校まで逃げました。 結局、学校で『アキカンを蹴るのは可哀相だから止めましょう』というチラシを撒くことでアキカンの被害はなんとか減りました。 「今日もいい事したね!」 「ウホウホ!」 「明日もお散歩しようね!」 「ウホウホ!」 「明日はどこに行こうかなぁ。」 めでたしめでたし。